「カイシャの3バカ」会議好き、規則好き、数字好きを攻略

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世の中には利口な人の何倍もバカがいるものです。それが職場にいると迷惑極まりない。特に迷惑なのが「会議好き」「規則好き」「数学好き」の3バカ。これらのバカの上手な対処法を伝授するのが本書「カイシャの3バカ」榎本博明著.朝日新聞出版.760(税別)です。

本書では、あらゆるバカを紹介しています。「おしゃべりバカ」「イエスマンバカ」「前例踏襲バカ」「グローバル風バカ」「キャリアデザインバカ」「輝きたいバカ」「残業好きバカ」「コンプライアンスバカ」「オレは聞いていないバカ」など。まさに、いるいる、あるあるの連続で、バカの生態が明かされます。

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この中でも手に負えないのが「会議好き」「規則好き」「数学好き」の3バカです。アナタの会社にもいますよね。何かにつけて会議を開きまたがるバカが。そして、どうでもいいことにも「ホウレンソウ」を求めるバカ、数字でしか人を評価しないバカ。

なぜこの3バカが厄介なのかというと、彼らの主張が一見もっともらしいからです。確かに有用な会議も多いですよね。規則を守るべしという主張に対しては否定しづらいし、数字ではっきり示せと言われたら反論しにくいですね。

でも、こうした考えにこだわり過ぎると仕事ができないということは、まともな組織人なら当然分かるはずです。ゆえにバカの深層心理を解析し、「どう対処するか」は非常に重要なことなのです。

①「会議好き」バカ
どうして彼らは会議が好きなのでしょう。答え→仕事が出来ない上司でも、存在を誇示できるからです。
■対処法
会議は大いに、かつ、あの手この手で上手にサボりましょう。

②「規則好き」バカ
どうして彼らは規則が好きなのでしょう。答え→自分で考えて判断する能力がないから。理詰めで説得する自信がないからです。
■対処法
前例を徹底的に洗い出し、例外規定を提案しましょう。

③「数学好き」バカ
どうして彼らは数字が好きなのでしょう。答え→論理的思考能力がなく、どんなに鈍感でも数字なら読めるから。バカは人と交流が出来ないので、数字にしがみつくから。
■対処法
相手の思考力のなさに合わせ、こちらに都合の良い数字を強調しましょう。

ところで、「3バカ」に共通する心理構造はなんでしょう。バカは自分がバカであることに自覚がなくて自信のない保身的な小人物なのです。こうした自信のないバカの「見下され不安」をどう解消してやるかが、自分の身を守るポイント。またバカは「自分好き」な「自己愛過剰人間」なので極度に傷つきやすいのです。自分勝手な「裏切られた!」という被害者意識で攻撃的な態度に出ることがあるので要注意。間違っても、「バカにしやがって!」という気持ちにさせてはいけません。

バカを上手に攻略することは非常に重要なのです。イライラしてはいけません。上手に対処しましょう。カイシャのバカから身を守り、組織を守るのです。そして、本書が教えるもう一つ大切なことは、こうしたバカに自分がなっていないか自問すること。人の振り見て自分を見つめ直すきっかけになる一冊です。

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