「尊ぶ」「貴ぶ」(とうとぶ、たっとぶ)の違いを理解して使い分けよう

尊という字は「尊敬」ですね。つまり、〝大切にすべきもの〟。
神仏や祖先を尊ぶ。平和の尊さを知る。尊い生き方。などです。
ところが近年、素晴らしい漫画や小説などに対する称賛として「尊い」が用いられるようになりました。SNSでの「尊い」は、何かに感銘を受けた状態なのです。

貴という字は「貴重」ですね。〝価値がある〟ということです。
真実を貴ぶ。 貴い体験、貴い資料などです。分かりやすい言葉では、「私が納めた貴い税金を無駄に使うなよ!」。
「私は貴い身分なので、近寄りがたいのか、いまだに独身です」。あ、これは言い過ぎですね。

まさに言葉は時代を映すもの。
新しい若者言葉のいくつかは、次の時代にも引き継がれていきます。
それは「ヤバイ」と言わずに、「ヤバイ」ほど素晴らしいことだと理解しましょう。

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